FAPホワイトニングとは

2004年より行って来ましたFAP ホワイトニングは当時は欧米から導入したホワイトニングに比べて効果が高く、成果を上げてきましたが、現在では FAP よりも効果が高く、また安心安全なピュアスマイル式ホワイトニングのほうが費用対効果も全然すごいこともあり、多くの方がピュアスマイル式ホワイトニングを希望されております。
そのため、FAP ホワイトニングは2011年10月をもって、発展的完了とさせていただきました。

ピュアスマイル式ホワイトニングは、過酸化水素、シリカ、酸化チタン(化粧品や果物のツヤ出しに使われている極めて安全安心な材料です:これでホワイトニング直後の歯の表面がコーティングされるので効果が高いだけでなく、長く効果が続きます)などを、毎回必ずその場で調合しています。
この 多種類の成分をその場で調合している が効果が高い理由です。
多くのホワイトニング剤は製造時にいくつかの成分を混ぜた(この瞬間から劣化が始まると考えてよいです)ものを納品し、チェアサイドでせいぜい2つのものを混ぜて使います。
また、商品によっては開封した瞬間に急速に劣化が始まり、10回使える商品として販売されているにもかかわらず、最初の来院者の方の第 1回目は効果があるが、次からは全く効果がなくなるものもあります。
FAP ホワイトニングは、2004年から導入しておりますが、 最初こそ年に1回の勉強会がありましたが、最近では全くやっていませんし、ホワイトニングの成分は 2004 年当時からほとんど進化していません。
一方、姿勢咬合や手相の本などでも有名な静岡のかわべ先生たちによって開発されたケンズ・ホワイトニング(ケンズはかわべ先生のファーストネームから来ています)をピュアスマイル原田歯科クリニックではピュアスマイル式ホワイトニングとして施術させていただいておりますが、毎年内容がバージョンアップしており、我々も研修会で勉強していますが、3年前のものとは全く別物といってよいほど進化しており、1回の施術でもかなり白くなります。
世の中がこれだけ早いスピードで変化しているのですから、我々も成長を続けなければなりません。


(1) 残念ながら全くといってよいほど効果が出ない方がまれにいます。原因不明です。
(2) 人によっては術後とてもしみます。これが原因で2度とFAP ホワイトニングをやりたくないという方が過去にいらっしゃいました。
(3) マーケティングが上手です。女性向けの雑誌、テレビ番組などいくつかの媒体に宣伝・広告を出しています。


(1) 術後に強くしみるといった方は全くおりません。
(2) FAP ホワイトニングを含めて他のホワイトニングは、術前にかならず歯肉をワックス、樹脂などで保護します。 なぜかというと、歯肉に液をたらしたら一種のやけどを起こすからです。 一方、ピュアスマイル式ホワイトニングは、歯肉保護は必要ありません。それくらい安全安心な材料なのです。
(3) 積極的なマーケティングは行なっていませんが、歯科関係者の中でクチコミで広がっています。 先日もある歯科医師がこのホワイトニングを受け、感動してぜひ勉強会に入会させてくれと言ってきた事例が あります。

先日ある方からピュア式ホワイトニングで使っている酸化チタンについて質問がありました。

先に記載したように、化粧品や果物のツヤ出しに使われている極めて安全安心な材料です。
また、一般にチタンはメガネのフレームなどにも使われる生体親和性の高い材質です。
しかし、酸化チタンとたとえばインプラントで使うチタンは全く別物です。
これはむし歯予防で使うフッ化ナトリウム(もうすっかり世界中に定着していますね。)と工業界で使うフッ化水素酸が全く内容も使う目的も違うのと同じことです。

また、人工歯根で使うチタンは人間の体の中に入りますが、ホワイトニングで使う酸化チタンは当然ながら歯の表面に置いて使うもので体の中に入り込むものではありません。

また、他のホワイトニング商品の中に酸化チタンを使っているものがありますが、実際私達が研修しているホワイトニング勉強会で試してみたのですが、料理でも同じ食材を使ってもきちんとしたレシピに従って調理しなければ美味しくならないのと同じように、ただ成分だけ同じものを使っても配合の比率などを適正にしないと美白効果は厳しいようです。

FAPホワイトニング

★虫歯予防効果もある歯にやさしい漂白FAPホワイトニング

当クリニックでは以前 FAPホワイトニング法を実施していました。
FAPホワイトニング法は、海外からの技術導入が多い歯科漂白法の中で日本が世界に向けて初めて発信できるオリジナルの技術です。
一般的なホワイトニング法は、歯の表面にこびりついた汚れやたんぱく質を薬で分解し(光やレーザーを当てて反応を促進する方法もある〉本来細かな凸凹のあるエナメル質表面をむき出しにして光の乱反射を利用し、歯を白く見せています。
この方法では、色素が付着しやすいため、メラニン色素の多い人やエナメル質の薄い人では効果が不十分で、白さを長い期間保てない(色の後戻り)傾向があります。白さもチョーキーホワイトです。
また、無防備な状態でのエナメル質が直接酸や糖にさらされ、虫歯になりやすいことも懸念されています。

そこで、FAPホワイトニング法はこれらの問題に対処するために作られました。 エナメル質の凸凹部に強化カルシウム(フッ化アパタイト)を補い、歯と一体化させることで歯の表面を白くする独自の技術(特許取得〉を採用しています。
その技術によりエナメル質表面がなめらかにコーティングされるため、色の後戻りを抑えられます。白さはナチュラルホワイトです。
さらに、歯質強化できるため虫歯予防も期待できます。

★従来の「歯の漂白・ブリーチング」の問題点

今までの方法は、歯の表面に薬液を塗り、光やレーザーを当てて反応させ着色を除去する方法でした。
いくつかの方法がありますが、使っているお薬は ほぼ2種類と言ってよく、歯の表面をざらざらにすることによってそこに光の乱反射が起こり、人間の目の錯覚で白く見えるというものでした(決してレーザーのような高価な機械を使う方法が効果があるというものではありません)。
これは例えば、お風呂場の窓ガラスがもし透明だとすけて見えてしまいますが、ざらざらの曇りガラスだと外から見ることができないように、歯の表面のエナメル質をざらざらにすることによって歯の内部の黄色やグレーの象牙質を見えなくしているだけのことです。

一時的に薬品で着色を除去しても、歯の表面がざらざらなのでそこに飲食物の色素が沈着してしまうすなわちあと戻りが起きやすいという問題点がありました。
また漂白したのが原因で歯の表面がざらざらになりむし歯になることがあるというのも問題点のひとつです。
また中高齢者では効果が少なかったですし、中学生や高校生には行なうことができませんでした。
その上 歯を本当に白くしているわけではなく光の乱反射で白く見えている(目の錯覚)だけなので、暗い所では歯が白く見えませんし、結婚披露宴・入学式・七五三・ 成人式などのストロボ(フラッシュ)をたいた記念写真、履歴書の写真、お見合い写真などで、歯が黄色や灰色に浮き出て見えるという欠点もありました。

ご確認ください

  • 初回ご来院時は、ホワイトニングが適応となるかどうかの診断をさせて頂き、診断に基づいて2回目以降からホワイトニングの施術を行なってまいります。
  • 術前の診断のためにレントゲン撮影(保険適応)等が必要となる場合がございますので、保険証をお持ちください。
  • 歯の表面の着色や汚れが強い場合は、効果的にホワイトニングを行うために事前のクリーニング(ホワイトニングの料金には含まれていません)をおすすめします。
  • ホワイトニングは必ずしも現在の状況から劇的に変化する保証はありません。 またどの程度の改善が見込めるかは予測できません。 しかし、大多数の症例では1~2段階明るさが増します(歯の色の見本を基準とした場合)。
  • 元々の歯にひびが入っている(クラック)場合や歯がすり減っている場合は、薬剤でしみる可能性が高いです。また、ホワイトニングで歯が白くなることで元々の歯に入っていたひびや表面の凹凸が以前より目立ってくることがあります。これは、元々の状態が目立ってくることはあっても、ホワイトニングをしたことにより生じることはありません。
  • 人工修復物にも塗布できますが、天然歯の方が効果はあります。
  • ホワイトニングは適応できない歯がございます。

<対象外>

むし歯、表面が凹凸の歯、エナメル減形成の歯、接触性皮膚炎の方、光過敏の方

<難しい場合>

変色の度合いの濃い歯、縞模様のある歯、変色を起こした原因により ホワイトニングで色調の改善が見込めない場合は歯科医と相談の上、 他の方法で改善することをお勧めします。

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