歯と同じ色のつめもの(レジン、コンポジットレジン、CR)の黒い線をなくす方法
むし歯の治療で、歯と同じ色のつめもの(レジン、コンポジットレジン、CR)をすると、しばらくしてからつめものの色自体が黄色くなったり、歯とつめものとの境目が黒や褐色になることがあります。
これは、なぜでしょうか?
それは、レジン(合成樹脂、つまりプラスチック)が水を吸う(吸水性)性質があるからです。
例えば、食器を例にとると瀬戸物・陶器の食器は、食べ物の色が付いても洗えばきれいになりますが、アルマイトの食器だと食べ物の色が染みこんでしまい、取れませんね。
ただ、最近のダイレクトレジンとかハイブリッドレジンという高品質のレジンは、素材自体が目がとても細かいので、専用の これもかなり繊細な研磨材料で磨き上げると表面がツルツルでとても美しいだけでなく、変色しにくいのでオススメです。
舌や指で触れるとそのツルツル感が実感できますし、鏡で見ると一瞬でその艶やかさが印象づけられます。
次に、歯とつめものとの境目が黒や褐色になる件ですが、これは歯科の世界では褐線と呼ばれます。
これは、歯につめものをする際に、つめものを歯に接着させるため表面処理をするわけですが、それがつめものをするところ以外についてしまうため、こうした見た目が良くない黒い線ができてしまうのです。
しかし、ダイレクトレジンの場合は、拡大鏡や実体顕微鏡、マイクロスコープを使うので、余計なところを表面処理しません。
従って、こうした醜い線が出ることはかなり防げます。
笑ったときに前歯がきれいだと相手に与える第一印象がガラッと変わります。
見た方の心をグッとつかみます。
そんなに高くない自由診療の治療・施術費用でステキな笑顔、幸せな人生、心豊かな未来を得られるってすごいと思いませんか。